テーマ : 『漢方医薬学の実践』
日 時 : 令和5年 1月 8,9日(日、月 連休)1泊2日
場 所 : “ホテルビナリオ嵯峨嵐山”(旧コミュニティ嵯峨野)
京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4 TEL (075)871-9711
最寄り駅:JR山陰線『 嵯峨嵐山駅 』
費 用 : 交流会会員  1万8千円(1泊4食付)
一   般  2万1千円(1泊4食付)
定  員 : 65名~85名 (社会情勢により決定します)
対  象 : 薬剤師、 医師、歯科医師、鍼灸師、それらの学生、登録販売者
講  師 : 日本漢方交流会 理事   須藤 朝代 先生
* 漢方薬生薬認定薬剤師制度(必須研修 6単位 )予定

満席になり、受付終了しました。ありがとうございました。

次回の参加をお待ち申し上げております。

なお、毎年キャンセルがございますので、キャンセル待ちの方、10名、受け付けます。

ただし、お振込はなさないで下さい。

キャンセルがございましたら、ご連絡申し上げますので、その時、お振込下さい。

COVID-19の発生から2年半が経ち、生活や経済が一変いたしました。コロナウイルスも生き残るために、次から次へと変異しております。それに対応するべく、人間界も新種のワクチンを開発しておりますが、今すでに第7波です。過去に例のない程の感染力です。少し視点を変えて考えますに、ワクチンを開発する前にウイルスに侵されない人体における免疫力を高めることに終始するべきです。その任を担えるのが我々薬剤師です。

今回の講師は、須藤朝代先生です。古方派を継ぐ漢方家渡邊武先生と生体気診研究会の井上末男先生に師事され、自らの経験に基づき「食即薬」を実践され、市井の職人として活躍されておられる先生です。「食即薬」と申しましても巷に流行っている健康食品を取り扱うのではなく、漢方医薬学の陰陽五行論に則った食です。「食即薬」という事は、これを身に付ければ、どなたでも台所にある食べ物で健康を維持し、病の治療にも応用できるという事です。そうは言っても簡単ではありません。自然界の季節の移ろい、温度変化、生活環境の変化等々で揺れ動く病者の気、体調変化に、食物の寒熱を合わせて「方証一致」に持っていかなければなりません。それも度量衡の物差しで教授できるものではないようです。

 冬期合宿講習会の特徴として、講師の先生のご指導で良くなられた患者様がご登壇下さり、今までの治療、養生の方法をお話し下さいます。今回は、須藤先生の下で長きにわたり治療を受け、自らも努力されて健康になられた80歳を超えた患者様方です。今も問題なく社会生活をこなし、眼鏡もかけず、補聴器も付けず健康年齢がかなり若い方々だそうです。このように須藤先生の「食即薬」の治療の方法は、実は身に付ければ簡単な論理のようです。

 合宿講習会まで随分と時間がございます。先生方におかれましては、感染リスクの高い場所で社会貢献なさっていらっしゃる事と存じます。先ずはご自身の健康に留意しお過ごし下さい。そして、是非、第15回冬期合宿講習会にご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

申込郵便振替:口座番号00920-4-156702 ・ 口座名義:日本漢方交流会 合宿講習会
連絡先 : 日本漢方交流会 学術部 井上 保恵

 FAX:088-802-6770 ・ E-mail:kanpou.fukujudo@gmail.com 

 漢方薬生薬認定薬剤師の研修単位が必要な方はPECS登録のQRコードを提示できるように各自で印刷した物をご持参下さい。

 

*宿泊部屋は主に2~3人部屋ですので、同室希望者がおありの方は振込用紙にご記入下さい。只、身体的理由で相部屋がご無理の方は、上記にFAX、又はメールにてご連絡下さい。ご相談に応じさせて頂きます。テキストを発送致しますので、振込用紙に住所をご記入ください。又、お振込頂きました参加費は返却できません。詳しい事、残席情報は、日本漢方交流会のホームページをご覧下さい。

プログラム

<1日目>

10:00~          受付開始

10:30~10:40     日本漢方交流会長 挨拶

10:40~12:00     ●『 漢方医薬学の歴史 』 

                 【歴史の中の仲景国医大学と日本漢方】  

12:00~13:00     昼  食

13:00~15:00    『漢方医薬学の基礎』 

15:00~15:30     休  憩

15:30~17:00    『相談カードの取り方と証の基礎と活かし方』

18:00~          夕  食

20:00~    希望者補習-1.「未病を治す」薬系漢方家の役目 講師 須藤朝代

                2.脈証の実習 

                3.漢方医薬学全体の質疑応答

<2日目>

 9:30~12:00    『治療の実際』

12:00~13:00     昼  食

13:00~15:45    『症例検討』

        人生100年時代 P.P.K(ピンピンコロリ)の生き方

           ★ 85歳 〇中〇子様 (26年目)

           ★ 85歳 ○田○子様 (19年目)

 

講師:須藤朝代先生   ● 趙 国芳先生   ★ 患者様                           

            実行委員長   井上保恵

副実行委員長  真鍋励次郎

司会      岡森育子 真鍋励次郎